Wikipedia内で最も助詞を含まない記事

とてもどーでもよい内容ですが…,Wikipediaには今日2018年11月25日の時点で記事が1,129,790本あるそうです.当たり前ですが,ほとんどの記事には助詞が使われているはずです.

しかしこれだけの記事数があればごくまれに,助詞を全然含まない記事があるかもしれません.そう思ったので,思い付きでちょっと調べてみたというだけの記事です.

といっても本当に調べるのは面倒なので,今回は助詞の中でも一文字の格助詞の中から,いかにもどこでも使われていそうな助詞「が」「は」「の」「に」「で」の5文字だけ調べてみたいと思います.さらに,本題が助詞を含まない記事と言っておきながらなんですが,単に助詞以外の用途で平仮名として使っただけのものと助詞として使ったものを区別するのも面倒なので,助詞以外の用途でも助詞とみなしちゃいます(暴論).こんなずぼらな設定で調べたと果たしていえるのか….

では早速Wikipediaの検索機能を用いて検索してみましょう.前置きが長くなりましたが,結果的に次のようになりました.

該当数 含まない数 含む割合
1,129,650 140 99.99%
1,128,455 1,335 99.88%
1,112,165 17,625 98.44%
1,029,150 100,640 91.09%
983,662 146,128 87.07%

「で」が少ないのは想像しやすいかなと思いますが,「は」と同じぐらい健闘しそうだった「が」は意外と(?)弱かったですね.要因としては,助詞以外として使われている場合では,濁点を含む「が」はあまりなかったということでしょうか.「に」はこんなもんか,という感じ?「は」と「の」はやはり多いですね.「は」は記事の初めに「OOOは~」なんて使われる例が多いですからね.しかしそれでも1,000もの記事には「は」が使われていないようです.実際この「は」が含まない記事はどのようなものが多いかというと,項目を羅列しただけの「OOOの一覧」といった一覧記事が多いようで,納得です.「の」については,一覧記事で文を含まないような記事でも,英語の”of”の意味で使われるだけにかなり強いですね.「の」を含まない記事もやはり一覧記事が主となっているようです.これらの記事はかなり短い一覧記事ばかりかと思ってしまいますが,意外とそうではなくて,長い一覧記事や一覧記事ではない普通の短い記事があり,140「も」あるのかと個人的には思ってしまいます.

以上の結果から,ほとんどの記事には(助詞以外の用途であったとしても)「の」ないしは「は」が含まれていることがわかりました.じゃあ,この2つが含まれていない幻のような記事はあるのでしょうか?もちろん,リダイレクト用などの記事とは言えないものを除いてです.検索した結果,今日の段階ではなんと1記事だけ存在しました.それは
競技ダンス選手一覧
という記事でした.一覧記事ですが,それなりの長さがあるのにも関わらず,一度も「の」や「は」が出てこないのはまさに幻のような記事と言ってよいでしょう.

ということで,Wikipedia内で最も助詞を含まない記事は現在のところ「競技ダンス選手一覧」ということにしたいと思います.もっとも,助詞以外の用途でも助詞とみなしているので,言っていることがめちゃくちゃだということは自覚しておりますが….

Filed under: Computers/家電製品,Internet/Web全般 — ほくと 23:30  Comments (0) Tags :
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